ATMEGA168とFT232RLを搭載したコンパクトで強力なUSBインターフェース付きMCUモジュールです。
USBでPCと連携させ、強力なセンサーノードあるいはコントロールノードとして利用することが出来ます。また、電源はUSBコネクタから取得でき、基板から直接入出力端子を引き出せるので、PCとこのモジュールだけでいろいろな実験が行えます。
Arduinoハードウェアのコンパチブル/クローンではありませんが、AVR-MOD-AM168Uをベースとし、Arduinoプログラミング環境のプラットフォームとして利用することを想定して構成しています。Arduinoの純正ハードウェアとしてはArduino Nanoが最も構成が近いですが、スイッチやLEDなどの入出力や、連結ピンの配置などが異なっています。また、基板上に複数の拡張端子が設けられており、ブレッドボードなしで、LED、圧電サウンダ、温度センサ、可変抵抗、RCサーボなどを入出力とするスケッチを手軽に行えるという大きな特徴もあります。
端子名 | Arduinoポート | 備考 |
---|---|---|
SW2 | D8 | アクティブロー |
SW3 | D9 | アクティブロー |
LED1 | D3 | アクティブロー |
CN3 | D10 | RCサーボなどに最適 |
CN4 | A7 | 温度センサなどのアナログ入力に |
CN5 | D2 | |
CN6 | D4 |
また、連結ピン(オプション)を追加すれば、28PINのDIPモジュールとしてベースとなる基盤やブレッドボード上で利用できます。ピン配置は、基本的にPDIP28版のATMEGA168のそれに合致しています。(ただし、AREFピンがADC6に交換されています)
注:部品の実装密度が高く、すべての部品を半田付けした後に連結ピンを半田付けするのは少々難しくなっています。連結ピンを接続して利用することを想定されている場合には、オプションの連結ピンも合わせてお求めの上、部品実装時に一緒に取り付けてください。