PICCの基本データ型を下記の表に示します。char,short,int,longの各整数型は、基本的には符号付ですが、修飾子のsignedやunsignedをデータ型の前に付与し、符号付か否かを明示的に指定できます。
| データ型 | ビット数 |
|---|---|
| bit | 1 |
| char | 8 |
| short | 16 |
| int | 16 |
| long | 32 |
| float | 24 |
| double | 24 もしくは 32 |
CCS Cのshortが1ビット、intが8ビットと、良くも悪くも8ビットのMCUを強く意識した言語仕様になっており、他のプラットフォームでプログラミングしてきた開発者にとって非常に鮮烈な印象を与えるのに比べ、PICCのデータ型の構成は、8ビットのプロセッサ用としては、標準的で親しみやすく感じますし、移植性も良好です。
ただし、その(intが16ビットであること)弊害もないわけではなく、PICCで何気なくintを利用してプログラムを作成していると、あっという間にコードサイズが膨れ上がるとともに、処理速度が低下することになり、それなりの注意が必要です。PICのプログラミングを行う際は、基本的には、8ビット以下に抑えられる数値処理は、意識してcharを利用することが必要なようです。
ヘッダーファイルは、標準的なインストールを行うと、下記のフォルダに格納されています。
C:\Program Files\HI-TECH Software\PICC\PRO\9.65\include
通常は、HI-TIDEのプロジェクト管理用の左上のペインの[Includes]の項目をクリックすると、利用可能なヘッダーファイルの一覧が表示されるため、上記のインストールフォルダの位置を意識することはありません。
ヘッダーファイルは、以下の4種類に大別されます。
プロジェクトを定義する際に、プログラミング対象となるPICチップを指定していれば、htc.hをインクルードするだけで、必要なPICの各種定義が記載されたヘッダーファイルが自動的に読み込まれるようになっています。