PIC-DEV-690RLに搭載されている文字LCDに文字を表示させる簡単なスケッチを紹介します。
このスケッチは、最初にタイトルクレジットを文字LCDに表示して3秒ほど待ち、その後に、0.1秒を単位でボードの起動後の経過時間を表示します。
このスケッチは、以下のボードでもそのまま動きます。(MPLABプロジェクトのデバイス設定や、ボードを指定するマクロ定義などはそれぞれに合わせた変更が必要です)
#include "picsys16.h" void setup() { pinMode(LED1, OUTPUT) ; CLCD_initDefault() ; CLCD_putrs("Hello MicroFan") ; CLCD_setCursor(0,1) ; CLCD_putrs("PIC-DEV-690RL") ; delayMilliseconds(3000) ; } void loop() { CLCD_clear() ; CLCD_puti(millis()/100) ; // 起動後の経過時間を100msの単位で表示 digitalWrite(LED1, ((int)millis()) & 0x200) ; // ハートビート delayMilliseconds(100) ; }
PIC-DEV-690RLを評価ボードとして、PIC16F690のプログラム例を紹介します。
PIC-DEV-690RLの液晶ディスプレイとしては、ポピュラーなSC1602BSが利用されています。初期化のシーケンスが少し面倒なのですが、ライブラリが提供されていると簡単に表示できますね。
HELLO WORLDのLCD版
OpenCLCD()では、液晶ディスプレイを初期化して利用できるようにしています。この処理には、picdev690rl.hに記述されているLCDの出力ポートに関する情報が利用されています。LCDへの文字列の出力は、putsCLCD()で行います。LCDに文字を表示した後は、for文による無限ループで、スイッチの状態をLEDに反映させています。