MCP23008ライブラリの概要
MicrochipのI2Cインターフェース用GPIO(汎用入出力)チップの操作用のライブラリです。
ライブラリをダウンロードしたら、Arduino IDEのメニューから[スケッチ]->[ライブラリをインクルード]->[.ZIP形式のライブラリをインストール...]を選択してライブラリをIDEに組み込んでください。
MCP23008用の汎用のライブラリとして利用できますが、以下のボードに対応した初期化機能が組み込まれています。
ライブラリのメソッドと機能
- begin(uint8_t device)
- ライブラリの初期化を行うとともに、入出力ピンのモードを指定します。
何も指定しなければすべてのピンが入力に、MCP23008_TFT18を指定するとTFT18-PLUS用に、MCP23008_CL0802を指定するとCL0802-STATION用に、MCP23008_GL12864を指定するとGL12864-STATION用に、
MCP23008_OLEDを指定するとOLED-STATION, OLED-PLUS, OLED-LEAF用に入出力ピンが設定されます。
- pinMode(uint8_t pin, uint8_t mode)
- 0-7のピン番号と、そのピンの入出力モード(INPUT, INPUT_PULLUP, OUTPUT)を指定します。
- digitalWrite(uint8_t pin, uint8_t d)
- 指定したピンに指定した値を出力します。
- digitalRead(uint8_t pin)
- 指定したピンの値を返します。