AVR-OCT-1S製作手順

AVR-OCT-1Sは、大きく以下の2種類の用途に組み立てることができます。

  • LED点灯ボード(いわゆるラーメンタイマーなど)
  • 赤外線リモコン

また、オプションとして、Gセンサーや可変抵抗器などを入力として接続し、アイディアしだいでいろいろな応用が可能なように設計されています。ここでは、最も基本となるLED点灯ボードとしての組立て例を紹介します。

利用する部品は、以下のとおりです。(全てキットに含まれています。ご購入はこちら

基本的には、作りやすさの観点から高さの低い部品や、部品の劣化を防ぐために熱に強い部品などから、順番に取り付け(半田付け)を行います。まずは抵抗の取り付けを行いましょう。取り付ける抵抗は、基板の取り付け穴の間隔にあわせて、リード線を曲げておきます。

本キットでは、コンパクトに仕上げるため、穴の間隔が小さいので、抵抗の根元近くで曲げなければなりません。抵抗をいためないように気をつけて、リード線を折り曲げてください。

抵抗を基板から少し浮かせ、きれいに取り付けるための方法をお示しします。特に気にならなければ、このようなことをせずに、単純に抵抗を基板に取り付け半田付けして結構です。小さな紙片を用意してください。色がついていても、新聞紙のようなものでも結構です。

用意した紙片を、抵抗のリード線の間を通る程度の帯状に折りたたんでください。折りたたむ回数は少なめで、厚くする必要はありません。

帯状に折りたたんだ紙片の上から抵抗を取り付けましょう。

これは裏面。帯状の紙片を付けたまま、抵抗を半田付けします。

半田付けが終わったら紙片を抜き取り、余分なリード線を切断しておしまい。抵抗が基板から少し浮いた状態できれいに取り付けられます。

圧電サウンダの被服線を5センチぐらい残して切り取ります。圧電サウンダーの被服線の取り回しを楽にするのと、ジャンパー線を確保するために行います。

LED点灯ボードとして組み立てる場合、赤外線LED用に配線されたトランジスタ周りと、AVRチップのピンをスイッチで利用するために、3箇所のジャンパーを飛ばします。

ジャンパーは以下のとおりです。

  • JP1の1番ピンと2番ピン
  • トランジスタQ1のEとCピン
  • トランジスタQ1のBピンと抵抗R2のLED側のピン

3番目のジャンパーは少し長いので、圧電サウンダーから切り取った被覆線を利用します。写真では、わかりやすくするために、線を少し飛び出させていますが、実際には基板に押し込んで半田付けします。

ジャンパーを飛ばした基板裏面の様子。

ジャンパー線を半田付けしました。

AVRチップにバイパスコンデンサーを付けます。

LEDを取り付けます。LEDは、長いほうのリード線がアノード(+)側で、この写真では、基板の上側の穴に対応します。

LEDを取り付けた基板の様子。

AVRチップのICソケットを取り付けます。切り欠きがあるほうがLED側になるように取り付けます。

タクトスイッチを取り付けます。

ISP用のヘッダーピンを取り付けます。

この次がちょっと問題です。。。

AVR-OCT-1Sは、AVR-PICO-1Sのプロトタイプ品で、ボタン電池ホルダーの取り付け穴の間隔を取り違え(お恥ずかしい)、部品よりも1.27ミリほど広くなっています。このため、電池ホルダーを取り付ける際に、ピンの幅を広げてやる必要があります。(AVR-PICO-1Sではこのような問題はありません)

電池ホルダーのピンを広げたところ。

電池ホルダーのピンを広げた様子を横から見たところ。

基板への取り付けは、ちょっと努力を要するので、ご協力をよろしくお願いします。

取り付けた電池ホルダーは、ピンが広げられていますので、基盤から少し浮いた形になります。

横から見ると、電池ホルダーのピンを広げて無理をして取り付けている様子がわかります。この点を納得の上お買い求めいただいた方は、ご迷惑をおかけしますが、どうぞがんばってください。

電池ホルダーが取り付けられた基板裏面。

圧電サウンダーの被覆線を右上の2つの穴を通して基板に半田付けします。被覆線に色分けがありますが、特に極性はありません。圧電サウンダは、基板の表の中ほどに配置し、両端についている取り付け穴と基板の取り付け穴をナイロン糸やあまったリード線などで結んで固定してください。

お疲れ様でした。最後にAVRマイコンチップを取り付けて、AVR-OCT-1Sが無事出来上がりました。(なお、AVR-OCT-1Sに同梱のAVRマイコンチップは、何もプログラムされていない状態で出荷されています。各自でプログラミングをお願いします。)

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